「このままでは、ずっとこのままだ」。
経営陣、中堅・若手社員の
変革への想いが一致した。
大手の優良なお客様に恵まれ、長年安定経営を続けてきた松和印刷。DTP部門や工場、配送部門を擁し、データ制作から多品目の印刷・製本、そして成果品のお届けまでを自社内で完結できる体制を整え、近年も堅調にレギュラーの案件や新規のご用命を頂戴している。しかし日々の中で、大阪・東京で営業の最前線を担う中堅・若手社員たちは一抹の危機感を抱いていた。「DXの進展で今後、紙の需要が先細りすることは確実。質の高い印刷でこれまで以上に信頼していただくことが最優先だが、何か新たな取り組みを始めるべきではないか?」
同じ頃、経営陣も“コトをおこす”必要性を感じていた。松和印刷は2027年に創立100周年を迎える。社内外に向けて変革を宣言するには、またとないタイミング。「一世紀の歴史を誇るだけでなく、その先を見据えた挑戦を始められないだろうか?」「今こそ社員の心を一つに束ね、再成長に向けたスタートが切れないだろうか?」必要なのは、次なる飛躍のためのアクション。経営陣と社員たちの思いが一致した。